エアラブを1シーズン使ってみた!メリット、デメリット。子どもの反応は?

暖かくなってベビーカーでのお出かけがしやすくなったかと思えば、あっという間に気温が上がってきましたよね。そんなときに気になるのが、ベビーカーの暑さ対策。
ベビーカーは地面との距離が近く、照り返しなどの影響もあって、大人の体感よりも2〜3℃高い温度になっているんだそう…。
しかも、小さい子どもは大人と比べ汗をかく機能が未発達で、体に熱がこもり体温が上がりやすいんです。実際、ほんの短時間、少しの距離でも子どもがなんだかぐったり…。といことがありました。
そこで購入したのが、『エアラブ』。テレビやSNSで話題の育児グッズです。
購入前は高いし、他の冷感グッズでよくない?と思っていましたが、使い始めてすぐないと困る育児グッズのひとつになりました。
今回は、エアラブを実際に使ってみておすすめと感じた点、メリットデメリット、購入の注意点などをまとめているので購入前のご参考になったらうれしいです。
2024年4月、最新機種『エアラブ4』が発売されました!
エアラブのここがおすすめ
エアラブとは、韓国発のファン付きのベビーカーシートです。
韓国では2人に1人が使用している人気ベビーグッズで、日本のみならず世界10カ国以上で販売、累計販売台数70万台を超える大人気商品です。
私が愛用しているエアラブ3の大まかなスペックは以下の通りです。
対象年齢 | 新生児〜4歳(48ヶ月)頃 |
サイズ | 重さ:385g 幅 :約34cm 高さ:約96cm 厚さ:約2cm |
素材 | 表面(メッシュ):ポリエステル、ポリウレタン 裏面(底面):ポリエステル インナーマット:ポリプロピレン、ポリエステル |
生産国 | 中国 |
シートにファンが内蔵されている
エアラブの特徴であり、おすすめポイントでもあるのが、シートにファン(送風機)が内蔵されているということ。
シートに内蔵されているから、子どもが誤って触ってしまうことがないんです!
ファンから作られた風が、シートの穴(エアホール)から出てくる仕組みになっていて、メッシュ素材の表面を伝って風が全身に行き渡るので、穴がない部分が特別暑くなることはありません。
この画期的な構造のお陰で、熱がこもりがちなベビーカーやチャイルドシートでも快適に過ごすことができるんです。
予算、機能に合わせて選べるラインナップ
エアラブのラインナップは、全3種類。
- ドーナツ
- ロリポップ
- オレオ
ベーシックタイプの「ドーナツ」はファンのみのシンプルモデルですが、グレードが上がるにつれて、空気清浄・足元防水、冷感素材・生活防水と機能性もアップしていきます。
また、エアラブ4ではオレオのリモコンがワイヤレスになりました。
足元防水も魅力的でしたが、我が家は価格重視で「ドーナツ」を購入しました。

心地のよい涼しさが持続する
エアラブが夏に欠かせない育児グッズとなった最大の理由は、なんといっても装着時の心地のよい涼しさ!
よくあるベビーカーシートだと、保冷剤で身体の一部を冷やすという感じなのですが、エアラブは全身に風を送るという仕組みなので、冷えすぎることがないんです。
また、保冷剤を使用しないので、使い始めから時間が経過すると効果がなくなる…、ということもありません。
実際に、エアラブの上に座ってみましたが、冷たい風をガンガン感じるというよりも、ふわ~っと涼しい風がくるという印象を受けました。
エアラブを使って感じたメリット
長時間のお出かけでも暑さ知らず
やはり一番のメリットは、暑い中の移動でも背中や頭が汗ぐっしょりにならないこと。
6月末のよく晴れた日、ディズニーリゾートで1日使用したのですが、大人が暑さでやられていたのに、エアラブを付けたベビーカーに乗っていた息子は涼しい顔をしていました。
普段は10分も乗っていれば、背中に熱がこもって汗ばんでいることも多いのですが、エアラブのお陰で背中はサラサラ!よほど快適だったのか、ベビーカーで気持ちよさそうに眠っていました。
互換性・汎用性が高い
エアラブは、ほとんどのベビーカーに対応しています。
【対応機種】
Combi コンビ Aprica アップリカ Pigeon ピジョン joie ジョイー LEAMAN リーマン Graco グレコ AILEBEBE エールベベ cybex サイベックス Bugaboo バガブー エアバギー 日本育児などでご使用頂けます。
我が家はコンビのスゴカルを使っているのですが、3分とかからず取り付けることができました。

またベビーカーだけではなく、バウンサーやチャイルドシートにも取り付けられるのが魅力です。
風量が選べる
エアラブは、リモコン操作で簡単に風量を変えることができます。
我が家では、乗り始めや気温が高いときは「強」で暑さを和らげ、寝てしまったら「弱」に切り替えるという感じで使っています。
※エアラブ3では「弱・中・強」の3段階でしたが、エアラブ4では「パワー」が加わり4段階調節となりました。
エアラブのデメリット
価格が高い
エアラブはとても画期的な育児グッズなのですが、一番安いタイプのドーナツでも1万円を超えてしまうので、イニシャルコストが高いことがネックです。
かくいう私も、夏場しか使わないのに…と思っていました。
けれど最近は、GW頃〜10月末まで暑かったりしますよね。
つまり約半年間は使用することになるのです。もちろん翌年も使えるので日割り計算すると1日数十円とそれほど高額ではないと考えることもできます。
モバイルバッテリーなどの電源が必要
エアラブは電源別売りのため、稼働させるには、モバイルバッテリーなどが必要です。
しかも、機能維持のため5V3A以上のものを使用と明確に推奨容量の指定があるため注意が必要です。
\残量表示があると使いやすい/
購入時の注意点
エアラブの公式サイトや公式販売代理店では、購入後すぐに使用できるようにモバイルバッテリーやコードをセットで購入しているのですが、ベビーカーにセットする場合はコードは不要です。
我が家はセット販売しているのなら…と思い、コードも購入してしまったのですが、エアラブ本体の電源コードは約1mと十分な長さがあったため、完全にいらぬ買い物でした。
チャイルドシートに使用し、かつモバイルバッテリーではない電源(シガーソケットなど)から電源を使いたい場合など、本体のコードでは長さが足りないという方のみが注文するようにしましょう。


まとめ
エアラブは価格が高い商品ではありますが、暑い夏の時期に活躍すること間違いなしです!
せび、夏の暑さが本格化する前に購入を検討してみてくださいね。
どのモデルが自分に合うか知りたい方は、こちらの記事をお読みください。
