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【動画】あんぱんのOPは朝ドラっぽくない?理由は?意図はある?

【動画】朝ドラ・あんぱんのOPは朝ドラっぽくない?理由は?意図はある?
みかん
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2025年3月31日から始まった、NHKの朝ドラ「あんぱん」

『アンパンマン』の作者やなせたかしさんと妻の暢(のぶ)さんをモデルに、激動の時代を生きた経て『アンパンマン』を生み出すまでを描く愛と勇気がテーマの物語です。

豪華なキャストとテンポのよい脚本で、おもしろい!と言われる一方で、SNSや大手ニュースサイトのコメント欄では、
「OP(オープニング)が朝ドラっぽくない」「OPが合ってない」との声が上がっています。

今回は、朝ドラ・あんぱんのオープニングが朝ドラっぽくないと感じる理由を、SNSの反応、制作者の意図とともにご紹介します!

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【朝ドラあんぱん】オープニングへのSNSの声は?

朝ドラあんぱんのオープニングに関するSNSに声を見てみましょう。

【朝ドラ】オープニングへのSNSの反応

くまさん
くまさん

今期の朝ドラ、オープニングが好きでござるよ。

朝ドラのオープニングが良い意味で朝ドラぽくない、ミュージックビデオみたいじゃね?

ねずみさん
ねずみさん

今の朝ドラのオープニングって、ドラマの内容とマッチして無くない? 再放送分でドラマ見たけど、内容はいいと思う。
ただ、オープニングがあってない気がする。

好意的な声もある一方で、「朝ドラっぽくない」「ドラマの内容と合っていない」という声も確認できました。
実は、私も朝ドラっぽくないと感じた一人です。

【あんぱん】オープニングは朝ドラっぽくない?

SNSでは賛否両論の話題になっているため、どんなオープニングか非常に気になりますよね。
では、オープニングの動画を見てみましょう。

明るさの中に、苦悩ややり場のない悲しみを感じさせる曲と、
白いワンピースを着た主演の今田美桜さんが、創造と破壊を繰り返す街の中を何かにみちびかれながら走っているのが印象的です。

朝ドラ主題歌はRADWINPS

NHKの朝ドラ「あんぱん」の主題歌を担当しているのは、人気バンドのPADWINPS
曲名は『賜物』です。
ところどころ韻を踏んでいるRADWINPSらしい曲です。
2025年4月18日よりApple musicやAmazon musicなどで配信されています。

RADWINPS 賜物

朝ドラのオープニング映像はVFX

主題歌の後ろで流れている印象的なオープニング映像は、VFX(Visual Effects)で作成されています。
制作者は、VFX作家の涌井嶺(わくいれい)さんです。
有名アーティストのミュージックビデオなどを作成しています。

朝ドラっぽくない理由は?

あんぱんのオープニングが朝ドラっぽく理由を考察してみました。

映像がドラマの時代背景と合っていない

朝ドラあんぱんの物語は、1927年(昭和2年)から始まります。
着物の人が多い時代です。

オープニングでは、主演の今田美桜さんがワンピースを着ていますし、映像自体がVFXを使った近代的なものなので、ドラマ本編とのギャップを感じるのかもしれません。

主題歌が早口

朝ドラの主題歌は、スローテンポのゆったりとした曲が多いのですが、あんぱんの主題歌はポップな曲調でところどころラップの早いテンポです。

初見では聞き取れない箇所があったので、朝ドラっぽくないと感じるのかもしれません。

朝ドラオープニング制作者の意図は?

朝ドラのオープニングに携わった方々はどんな意図で作成したのか気になりますよね。

朝ドラ制作統括 チーフ・プロデューサー:倉崎憲

朝ドラの制作統括チーフ・プロデューサー倉崎憲さんは、主題歌について次のように語っています。

やなせ夫妻をモデルにした“朝ドラ”を描くにあたり、人生は決して喜びだけでなく誰にでも哀しさや愁いもあって、それを深く体現してくれるアーティストはRADWIMPSさんだとオファーさせていただきました。NHKの18祭の「正解」もそうですが、RADWIMPSさんの音楽には「生きるとは」を自身に問いかけられるような歌詞、曲が多く、「なんのために生まれて、なにをして生きるのか」をテーマの一つとしても描く「あんぱん」において、彼らと共にとことん挑戦・冒険してみたいという想いになりました。
初めてお会いした時に、「今までの“朝ドラ”の主題歌のイメージに縛られず、自由に作ってください。生命力だったり生きる喜びが湧いてくるような曲を」とお伝えしました。一年近く対話を積み重ね、「賜物(たまもの)」にたどり着きました。曲のなかでいろんな表情があり、可能性が無限に広がっていくような、まるでのぶと嵩の波乱万丈の人生のようです。
毎朝この「賜物」を皆さんにお届けできること、とても心躍ります。

朝ドラの主題歌のイメージに縛られないものとオーダーしたんですね。

主題歌担当:RADWINPS 野田洋次郎

朝ドラの主題歌を担当したRADWINPSの野田洋次郎さんは、主題歌について次のように語っています。

この度「あんぱん」で主題歌を担当させていただきます。昨年春にオファーをいただいてから、手紙のように少しずつ届く脚本を読ませてもらいながら曲を育てていきました。読み進めるうちにのぶ、嵩、登場するそれぞれの人物が愛しくなり、時にどうしようもなく苦しくなり。彼らのことが好きになればなるほどどんな曲がふさわしいのか迷子になったりもしました。
「朝、出たくない布団から這い出す力が湧くような“効き目”があること」「のぶに負けぬ瑞々しい生命力を持った曲であること」「挑戦と冒険をすること」を主眼に作りました。

明るくポップな曲調には、布団から這い出す力が湧いてきそうですよね!

映像担当:VFX作家 涌井嶺さん

やなせたかしさんと妻の暢さん。二人が出会い激動の時代を共に生き抜いたからこそ、数々の名作が生まれました。作品は過去のものとして留(とど)まらず、時代を超えて現代の子どもたちにも愛されています。不朽の作品を生み出した人生を、過去から現代、そして未来へと続く映像で表現しました。
『アンパンマン』が有名なやなせさんですが、他にも多くの作品があります。夢に満ちた、鮮やかな色彩の絵画たちは見る人の心を躍らせ、励ましてくれます。 「のぶ」としてでなく、現代の姿で登場する今田美桜さんは視聴者の皆さんの代表であり、二人が生み出し、二人の色で染まった世界の案内役です。
ぜひドラマとともに楽しんでいただければ幸いです。

【あんぱん】主題歌 RADWIMPS「賜物」オープニング映像【NHK朝ドラ公式】

今田美桜さんが、役名の「のぶ」ではなく今田美桜として登場しているのは、案内役という意味があるんですね。

また涌井さんは自身のXで、このように語っています。

朝ドラらしくない、これまでことのないようなものを目指して半年間試行錯誤した

わざと朝ドラらしくしていない、とのことです。

朝ドラあんぱんのオープニングが、朝ドラっぽくないのは制作者側が朝ドラらしさに囚われないものを作った結果なんですね!
朝ドラっぽくないのも納得です。

まとめ

朝ドラっぽくないとの声が上がっているあんぱんのオープニングは、曲・映像ともにわざと朝ドラっぽくないように作られていました。

物語が進むにつれて、朝ドラっぽくないという違和感も消えていくことでしょう。

最終回までにどんな印象になっていくか楽しみですね!

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