97歳の保育士、大川繁子のプロフィール!保育士を続ける理由は?【24時間テレビ】

2025年の「24時間テレビ」で話題となった、97歳の現役保育士・大川繁子さん。
栃木県足利市で60年以上も子どもたちを見守り続ける姿に、多くの視聴者が感動し、力をもらったことでしょう。
今回は、大川繁子さんのプロフィールやこれまでの歩み、そして保育への想いについて紹介します。
24時間テレビで話題となった97歳の保育士
大川繁子(おおかわしげこ)さんは、1927(昭和2)年9月1日生まれ。
まもなく98歳になる、現役保育士です。
92歳のときに書籍を出版し、NHKの『あさイチ』、、日テレの『ウェークアップ』TBS「バース・ディ」などのメディアで取り上げられています。
大川さんが勤務する保育園は、栃木県足利市小俣町の保育園「小俣幼児生活団」で、奇跡の保育園とも呼ばれています。
奇跡の園と呼ばれる理由はこちらの記事をご覧ください。

筆者も、自分の子どもをこちらの園に通わせたくなりました。
子どもを一人の人として接する保育、本当に素敵ですよね。
大川繁子のプロフィール
97歳でも現役保育士として働く大川さん。
どのようにして保育の道を歩むようになったのか、紹介します。
東京生まれ、大学を寿退学して足利へ
大川繁子さんは東京・港区生まれ。
繁子さんが6歳のときに東京帝国大学(現・東京大学)で理数学を学んだ研究者の父親が亡くなり、母子家庭になりました。
祖母が派遣看護婦・助産婦を経営していたため、経済的に困窮はせず、赤羽小学校での成績は常に1番で、第六高等女学校(現・都立三田高校)への進学を希望していました。
しかし、 母子家庭という理由で不合格。
女子教育に力を入れる名門校「普連土学園」で学び、のちに東京女子大学数学科へと進学しました。
もともとは数学の教師を志していた繁子さん。
しかし戦後、親戚の元へ預けていた家財を引き取りに足利を訪れた際、当時の当主(大川さんの夫の父)に「息子の嫁に欲しい」と言われ、寿退学して足利へ嫁ぐことになりました。
嫁ぎ先である大川家は、代々医師の家系。
当時の当主は産婦人科医で、繁子さんは家事や家業の手伝いに大忙しでした。
姑の一言で保育士資格を取得
繁子さんに子どもが生まれた頃から、姑であるナミさんが「幼児教育をやりたい」と言い出し、1950(昭和25)年繁子さんが保育園の運営に必要な保育士(当時は保母)の資格を取得することになりました。
出産したばかりの次男(のちの園長)をおんぶしながら勉強し、試験は見事一発合格。
繁子さんが実際に保育の現場に出たのは、お子さんが中学生になってからで、30代半ばで保育士としてのキャリアがスタートします。
教育理念と保育への想い
姑の一言をきっかけに保育士となった繁子さん。
現場で子どもたちと向き合い、子ども一人ひとりの個性や意思を尊重する保育を実践してきました。
そして、息子の眞(まこと)さんが園長となったことで、小俣幼児生活団の教育はさらに発展。
「モンテッソーリ教育」や「アドラー心理学」、そして繁子さん自身が幼い頃から触れてきた「リトミック」を3本柱とした、子どもたちの意思を育む独自の保育スタイルが確立されました。
印象に残っている園児
長い保育士人生の中で、3,000人以上の子どもたちと出会ってきた繁子さん
中でも印象深く中でも忘れられないと語るのが、重度の自閉症を抱えていた「コウちゃん」です。
自分の花を咲かせたコウちゃん
繁子さんがコウちゃんに出会ったのは、40年ほど前、45歳の頃です。
当時は今と違って、自閉症についての研究が進んでおらず、毎日が試行錯誤の連続。
コウちゃんとは言葉が通じず、何度も脱走をし、大変な思いをしたそうですが、繁子さんをはじめ幼児団の先生との丁寧な関わりの中で少しずつ成長。
卒園後コウちゃんは遠くへ引っ越してしまいましたが、成人式で再会。
さらに、繁子さんの米寿を祝う会にもコウちゃんは駆けつけました。
長距離ドライバーとして働き、ローンで購入した家でお母さんと暮らすコウちゃんはすっか自立。
園児たち一人ひとりが、自分らしく力を伸ばしていく姿こそが、繁子さんの保育の原点であり、何よりの喜びなのです。
【大川繁子】保育士を続ける現場理由
今も毎日のように子どもたちと関わり、絵本を読み聞かせたりリトミックを楽しんだりしている繁子さん。
97歳という年齢を感じさせない姿に、多くの人が驚かされます。
保育士を立ち続ける理由は一体なんのなのでしょうか?
日々、勉強
子どもがかわいいという理由もありますが、繁子さんは自らの著書『92歳の現役保育士が伝えたい親子で幸せになる子育て/大川繁子【1000円以上送料無料】“>92歳の現役保育士が伝えたい親子で幸せになる子育て』で保育士を続ける理由を次のように語っています。
自分としてはまだまだ勉強中のつもりだから
奥が深く、正解のない保育の現場。
保育士歴60年を超えても、学びが尽きないという考えには脱帽です。
まとめ
97歳の現役保育士として活躍する大川繁子さんのプロフィールを紹介しました。
その人生は、子どもを育てる親としても、人生を歩む一人の人間としても大きな学びを与えてくれます。
24時間テレビでの特集を通して、大川さんの温かな保育の世界に触れてみてはいかがでしょうか。








